たんぽぽの球体レジンはマジでムズい

タンポポをレジンに入れて固めるだけだろ?って思ってた時もありました…
やってみると結構難しい。足掛け2年の苦労の末、出来たのがこれです。安定して作れるようになりました。

そもそもタンポポの球体レジンをガチってる人があまりいないんですが、

  • 種が剥がれていない
  • 気泡が入っていない
  • タンポポが球の中心にある

この辺をしっかりクリアして制作している人は尚少ないと感じます。
2年前からたんぽぽレジンを作り始めてようやくノウハウが確立して来たので動画にしました。

たんぽぽレジン含め、植物標本等の球体レジンを作ってみたい!って方の為にお伝え事項をいくつか書き出して見たので参考にしてね。まーでも動画に結構集約しちゃったからYoutube見てもらった方が早いかな(宣伝感強め)

綿毛が多いと綺麗かというとそうでもない

フワッフワの綿毛は多い方がいいよな!と最初は思っていたんですが、レジンに入れるとあまりにも綿毛が多いとただの黄色っぽい球になります。スカスカもよくないですが「程よく」が大事。


我が家での通称「プードル」種。実はこれ、あまりオススメではない
タンポポ 綿毛
このくらいのが一番綺麗にできる

市販のモールドは大きくなればなるほど歪む

モールドが大きくなれば中に入れるレジンも増えるわけで、市販品のような薄いモールドだとその重さで歪みます。
球の形を保ったまま全体的に歪むのであれば多少は問題ないのですが、上部と下部モールドの隙間や段差が削り工程で結構な手間になるのと、削りすぎてボコボコになってしまったりするので、クオリティを追求したいのであればシリコンモールドの自作からオススメします。

市販 球体シリコンモールド
市販品モールドの例(これが駄目ということではないです)

最初の年は市販品のみでチャレンジしてました
球体レジン失敗1
こうなっちゃうと修正不可 その1

こうなっちゃうと修正不可 その2
自作 球体シリコンモールド
試行錯誤の末行き着いた自作の球体シリコンモールド

失敗原因の体感第一位は「種剥がれ」

もともと風が吹けば飛んでいってしまうように出来ている種なわけで、ドライフラワーにすることで更に脆く、取れやすくなります。
採取する時点でハードタイプのヘアスプレーを使って綿を固めますが、中心にある種の部分はどうしようもなく「気をつけて作業をする」以外対処がありません。


種剥がれの例

真空脱泡機は必要

脱泡機買いたくないのぉ!と気泡を無くす方法を調べて、幾つも実践しましたが最終的には小型コンプレッサー付きの真空脱泡機を買いました。えぇ満足しております。
薄いレジンアクセサリーならドライヤーで温めたりしてなんとかなりますが、造形物が大きくなればなるほど脱泡機なしでの気泡除去は無理です。あえて断言します。無理です。

レジン気泡
脱泡機を使わないとこうなります
真空脱泡機
真空脱泡機

一気に作ろうとすると中心がズレる

動画では4回に分けてレジンを投入していますが、中には「ガーッって一気にやりたいねん!」と思ってる人もいるでしょう。
経験上ほぼ100%、一気にレジンを入れると球の中心からタンポポがズレます。恐らくレジン硬化時の収縮によるものと思っていますが…確証はありません。
四角いモールドは中心が多少ズレてもわかりづらく、最悪削ればいいのですが、球体はズレてしまうと修正が難しく破棄せざるを得ません。


球の中心からズレてしまったタンポポ

先日息子の同級生からオニヤンマをもらったのでそのうち昆虫の樹脂標本もやってみるつもりです。

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