やーい!お前のロイヤルラウンジ、480p-!

我ながら酷いタイトルですね。ロイヤルラウンジオーナーであられる皆様申し訳ございません。他意はありません。
仮にロイヤルラウンジでなくてもアルファード、ベルファイアは素晴らしい車だと思います。面構えも界隈によっては色々揶揄されているようですが個人的には悪くないと思ってます。ホントに。
だからこそマジでなんとかした方がいいよTOYOTA(モデリスタ)さん。

結論

結論から言うとアルファード ロイヤルラウンジ仕様の、パーティションにマウントされている(後部座席用)24インチモニターは480pまでの解像度しか対応していない。
多分ベルファイアも。原因は切替機にあり、今のところ解決策はない(2019/4/24 現在)

Point 1 | 時代遅れ感が凄い

480pってHD画質に対してSD画質と呼ばれる解像度。それこそTVがアナログだった時代の産物です。
猟友会に地デジカも狩りつくされた今、720p、1080pどころか4K(2160p)、8K(4320p)が叫ばれる時代に480pとはノスタルジーを感じざるを得ません。

Point 2 | 周辺装備・機器とのアンバランスさ

パーティションにマウントされたモニタのピクセルを見るに、恐らくモニタ自体は1080pに対応してる。
端子(HDMI)も当然対応してる。というかHDMI規格自体、策定された2002年時点で既に1080pに対応してる(Wiki調べ)
当然車載TVチューナーはワンセグじゃなくてフルハイビジョン。カーナビ経由でBlurayだって見れる。
ソース切替機以外の全てが1080pに対応してる中、満を持して出力される映像が全部480pなのは周辺機器の皆様も納得がいかないと思います。

Point 3 | 高精細って何(哲学)

公式Webサイトにも「お好みの映像を、高精細24インチ液晶ディスプレイでご鑑賞いただけます。」って明記があるんです。
画面がデカいだけの480pを高精細とは言わない。少なくとも自分は言わない。販売営業だったら「目の良い方は滲んで見るかもしれませんね(ニッコリ)」ぐらいは言うかも。
「高精細24インチ液晶ディスプレイ」は搭載しているけど映像が高精細とは言ってないです、と返されたら何にも言えない。

Point 4 | 車両価格と比較しての安物仕様

日本が誇る世界のTOYOTA。そのTOYOTAがフラッグシップの看板を背負わせて世に送り出す高級ミニバンの双璧、アルファード・ベルファイアですよ。
更にその両モデルを高級カスタムして、ずばり価格を言ってしまえば1500万は下らない超高級ミニバンのラウンジモニタが480pって。

ついでに細かいこと

なんかモニタの視野角狭いんすよね。あんまり良い液晶ではなさそう。EIZOとまでは言わないけどDELLあたりのハイエンド液晶くらいは使ってあげて。

経緯

事の発端はお客様からの「ロイヤルラウンジの後ろでYoutube見たいんだけど」ってお話を頂いたところから。
常に車載しているポケットWiFiはあるというので、だったらHDMIドングルで良いでしょうとAmazon Firestickを取り付けて終わり、のハズだった。
無事映った…んだけどなんか画質が粗い。もう初期セットアップUIからバリッバリに粗い。モニタは明らかに1080pのソレなのに!
なんだこれ?と設定をいじるもその日は解決せず、手土産にそもそも解像度の設定はFirestick側では出来ないことを初めて知る。

その後も「解像度の信号がうまく取れてないのかな」とPC、Google Chrome Cast、Xiaomi Mi Box S(自腹個人輸入)を持ち出すも全てダメ。
これ…切替機で解像度無理やり落としてない?!と、ディーラーさん経由でモデリスタさんに聞いたらビンゴ。
上で挙げたポイントも織り交ぜつつ「どうなんすかそれって」って食い下がるも「こればっかりは仕様なので」と申し訳なさそうな声でエンディングを迎えました。
もともとDVD時代の代物のままで来ちゃってるんだろうね。どうせだったら8K時代を見据えた柔軟性の高い仕様で再登場を願うばかりです。

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